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「卵のパワーがすごい」卵の力から生まれた化粧品できれいになる

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卵、コレステロール

私たちが普段何気なく食べている卵ですが、今卵の持つ様々な力が研究により次々に明らかになって来ています。
そんな卵の持つ秘められた力と、その力を利用した機能性食品や化粧品が開発されていますので取り上げてみたいと思います。



<卵の力>

<卵の力1、>卵は完全栄養食品です

卵が完全栄養食品と呼ばれるわけは、卵から一匹のヒヨコが育つだけの栄養素を含んでいるからです。

親鳥からへその緒でつながって栄養を貰っているわけではないのにちゃんとヒナになって卵からかえります。
それは卵には命の誕生に必要な成分すべてが含まれていて命のエネルギーが凝縮している栄養の塊なのだからです。

たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラルなどいろいろな栄養素を含んでいますが、中でも特長的なのが、卵のたんぱく質は、もっとも良質で、栄養価の高い食品であるといえます。

卵を最も多く扱っている企業といえばあのマヨネーズで有名な「キューピー」でしょう。
キユーピーであつかう卵はなんと、一年で25万トンです。日本の年間生産量の10%もの卵を扱っています。

キユーピーは、東京都調布市の旧仙川工場跡地に、研究開発機能とグループのオフィス機能をあわせ持つ「仙川キユーポート」を2013年10月に開設していて、その中に「タマゴ科学研究会」を設置し、卵に関する様々な学術情報を配信しています。

キューピーでは長年の研究成果として食品や医薬品に役立てていますが、最近では「化粧品」にも応用しています。
マヨネーズと化粧品とは意外な組み合わせのようですが「卵の力」と「女性の美」を追及した新しい分野です。

卵の持つ秘密が次々と明らかにされてきていますが、その中からいくつか取り上げてみます。

 

<卵の力2、>卵殻膜をキズに貼ると直りが早い

卵のパワー

生卵を割ったとき、殻の内側にある薄皮が卵殻膜です。
この薄皮をはがしキズややけど、靴擦れなどの箇所に貼り付け絆創膏で貼り付けておけば、傷がきれいに、しかも早く治ります。

古くは力士が怪我をした際に傷口に卵殻膜を貼り、傷を早く治したと言われています。
同じところを流血するプロレスラーは今でもこの方法が一番治りが早いと今でも使用しているそうです。

欄角膜には主成分であるたんぱく質のほか、18種類のアミノ酸やコラーゲン、ヒアルロン酸など多くの栄養素が含まれています。

また最近の研究で水に溶ける卵殻膜は、肌のハリや弾力のの素となる「III型コラーゲン」を増やす働きがあることが解明されています。

現在この特性を生かし、食品や化粧品、繊維等さまざまな商品に配合されています。

 

<卵の力3、>卵白は筋肉を増やし、脂肪の蓄積を抑える

卵の力

卵白タンパク質は内臓脂肪の蓄積を抑える可能性があることがわかりり、内臓脂肪を付きにくくする効果があることが、ラットを使った実験で突き止められています。

卵白を摂取することで、脂肪燃焼が主に行われる筋肉での代謝が高まり、結果として内臓脂肪が減少する可能性が示唆されています。

 

<卵の力4、>卵白ペプチドは卵の力運動による疲労の蓄積を抑える

卵白ペプチドは、鶏卵の卵白を酵素で分解して作らるペプチドです。 ペプチドはタンパク質より小さく、効率よく吸収される特徴があります。

同社は、マウス3群に異なるエサを与え、摂取開始14日目に運動後の疲労度の違いを運動継続時間で比較した。

卵白ペプチド摂取による疲労蓄積への影響を水泳持続時間で評価したところ、卵白ペプチドを摂取したマウスは摂取しないマウスに比べて水泳持続時間が有意に長くなり、運動による疲労蓄積が抑えられることが示唆されました。今回の結果から、卵白ペプチドの摂取は運動中の疲労蓄積の予防、あるいは運動後のスピーディーな疲労回復に適していることが示唆されました。

卵白ペプチドには、血流をよくする働きがあるそうです。
血流が改善されることにより、「肩こり」や「冷え」の改善、疲労回復などに効果があるそうです。

動物試験において卵白ペプチドは血中コレステロール上昇抑制機能があることも確認されました。また、食品中及び生体内で抗酸化作用を有することも確認されました。

 

<卵の力5、>卵白リゾチームがノロウイルスを除菌する

リゾチームは卵白中に含まれる抗菌作用を持つ酵素で「溶菌酵素」と言います。
この作用があたかも細菌を溶かしているように見えることから溶菌酵素と呼ばれています。

卵白に含まれているのは大切な鳥類の卵を微生物の感染から守るためであり、ヒトの場合涙や鼻汁、母乳などに含まれている。

卵白リゾチームの新たな可能性を探る中で、東京海洋大学との共同研究により、加熱変性リゾチームのマウスノロウイルスに対する高い不活化効果と、そのメカニズムに関する試験結果を確認しました。

卵は常温で置いておいても2~3週間は無菌状態でいられるそうです。
卵の中では菌は増えないという仕組みが備わっています。

その秘密は卵の白身に含まれる「リゾチーム」という成分が細菌の細胞膜成分を加水分解する働きをするからです。

キューピーの開発チームが「リゾチーム」から生まれる強力な除菌パワーを持つ「ノロクリアプロテイン」の開発に成功しました。

「ノロクリアプロテイン」は、外部から侵入する雑菌から卵黄を守る酵素である「卵白リゾチーム」がもとになっています。

この仕組みを応用した商品がキューピーより商品化されています。
商品名は「K Blanche(ケイブランシュ)」

100%食品由来の成分で作られているため、キッチンや食卓はもちろん、食器をはじめ、口に触れるものにも直接吹きかけて使用できる点が特徴です

 

卵の力を使った商品

卵の力から生まれたキユーピーの除菌スプレー「K Blanche」

卵の力で除菌

ウィルスの中にはアルコールだけでは除菌できない強いウイルスもいます。

でも塩素系の消毒薬は刺激が強いため手が荒れたり、小さい子供がいるので危険なので使いたくない。

そんな思いをお持ちの方にキューピーが開発した安全で安心して使える食品由来の除菌剤が
「K Blanche(ケイブランシュ)」なのです。

「ケイブランシュ」は卵白・アルコール・水だけなので食品にかかっても大丈夫です。
100%食品由来の成分で作られているため、キッチンや食卓はもちろん、食器をはじめ、口に触れるものにも直接吹きかけて使用できる点が特徴です。

その他キューピーの技術力を生かした商品

機能性表示食品 「ヒアロモイスチャー240」

卵の力

「肌の潤いを保ちます」「肌の調子を整える」など食品の機能性を表示できる食品です。
ヒアルロン酸は肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています。

 詳しくはキューピーの公式サイトへ
キューピーの機能性表示食品 ヒアロモイスチャー240

 

化粧品「キユートピア ピュアヒアロ」

 

化粧品

マヨネーズ作りに欠かせない食酢の発酵技術から生まれた高濃度ヒアルロン酸配合の保湿ケア商品。
高分子型ヒアルロン酸を高濃度で配合し、しっとり滑らかな質感が持続する。

 

化粧品「キユートピア モイスチャーミスト」

化粧品

キューピーの自社開発による低分子型ヒアルロン酸を高配合したミスと状化粧水。
肌や紙の感想が気になるときはシュッと一吹きで潤い補給をすることが出来ます。

以上の商品は「通信販売専用商品」で店舗での取り扱いはありません。

 

 

<卵の力6、>卵はコレステロールを減らす

東海大学医学部の本間康彦氏らにより、卵黄3個分のコレステロールを毎日摂取した場合の2週間後の変化を調べる実験が行われた。

この実験では、悪玉コレステロールが上昇した人は全体の35%程度で、残りの65%の人は変化しないか低下した、という結果が得られた。

しかも、善玉コレステロールについては上昇した人が約44%もいたのである。

このデータから読み取れることは、卵を毎日食べた方が動脈硬化のリスクを減少させるという事になります。

卵に含まれる糖たんぱく質のオボムチンが、体内のコレステロールを低下させる作用があることが発見されたのです。
このオボムチンは免疫力をアップさせ風邪予防になるといわれています。

タマゴを食べても血中コレステロール濃度は変化がないことが学術的にも確認されています。

コレステロール摂取量と血中コレステロール濃度に相関はありません。このため、2015年に厚生労働省がコレステロール摂取上限基準値を撤廃しました。

また、冠動脈疾患発症リスクや糖尿病発症リスクとも関連がない(むしろ女性ではタマゴを食べることで糖尿病リスクが低下した)ことが確認されています。

1日何個まで食べていいのか?

卵、コレステロール

Photo: undefined by brianna.lehman
健康な人なら一日2~3個程度の卵を食べても血中コレステロール値への影響はほとんどありません。むしろ良質なたんぱく質、ビタミン類の供給源としての価値の方が大きいとされています。
むしろ、コレステロール値が低くなると、血管が破れやすくなったり、免疫力が低下するなどの弊害が心配されます。

 

なぜ卵は1日1個までとなったのでしょう

なぜ「卵はコレステロール値をあげる」といった誤解が広がったのでしょう。

それは1913年、ロシアの病理学者ニコライ・アニチコワがウサギにコレステロールを与えた実験を行い、大動脈にコレステロールが付着して動脈硬化が起こったことから、コレステロールが動脈硬化の原因であるとして発表した。

この発表が、コレステロールの多い卵をたくさん食べると、動脈硬化を起こすと歪曲されて広まってしまったのです。

しかし、この研究にはウサギがつかわれており、コレステロールを摂取しない草食動物を実験に使ったことが誤りでした。

ウサギにコレステロールを投与した場合、摂取した分だけ血中コレステロールが急上昇してしまうのです。
従ってこのデータをそのまま人間に当てはめても無意味なことだったのです。

なぜなら、人間は普段から肉などを食べることでコレステロールを摂取しており、その量に応じて肝臓で合成する量を調節し、コレステロール値を一定に保つようになっているためコレステロールが上がることはないのです。

人間の体はウサギとは違うのです。

この誤った説が100年以上経った今でも根強く残っていたが、最近の研究でその定説は覆された
たまごには唯一、ビタミンCが含まれていないので、ビタミンCを多く含むキャベツやブロッコリー、ピーマンなどの野菜と組み合わせて食べるとより効果的です

 

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