ネタの森

日常のチョッと気になる出来事をいろいろ記事にしています

障害者の「性の介護」に光を当てる、介護団体ホワイトハンズの活動

      2016/08/07

自力での射精が困難な身体障害を持つ男性に福祉の観点から”射精介助”を提供する「社団法人ホワイトハンズ」という団体がある。

障害者の性の問題は非常にデリケートな問題であまり扱われてこなかったが、
NHKのドキュメンタリー番組や新聞などで取り上げられたのをきっかけに徐々に光が当てられ始めてきた。

ホワイトハンズの活動に関しての反応は「風俗とどこが違うのか?」
「なんか胡散臭い」などの意見も多くあるが2014年12月29日の朝日新聞に障害者に性的支援新潟の団体、表彰という記事が掲載されたので紹介しておこう。

 

性の介護者、ホワイトハンズ

Photo ホワイトハンズH.Pより 

 

重度の男性身体障害者に性的な介護支援をする一般社団法人ホワイトハンズ(新潟市西区、坂爪真吾代表理事)が、公益財団法人「社会貢献支援財団」(東京都港区、安倍昭恵会長)から社会貢献者として表彰された。

坂爪代表は「今までやってきたことが認められて良かった。障害者の性の問題に取り組む人たちのために、道を開けたことがうれしい」と話している。
ホワイトハンズは2008年発足。重度の男性身体障害者の射精の介助をしている。

坂爪代表は新潟高から東大文学部に進み、ジェンダー研究の第一人者、上野千鶴子氏のゼミで社会学を学んだ。介護職の経験もある。

ソース元 朝日新聞デジタルより

  

性の介護の現場を取材したドキュメンタリー映像です

動画は「YouTube」から

 

 

日本には現在、18歳以上の在宅身体障害者が349万人もいるそうです。
彼らの多くは、身体は不自由でも、健常者と変わらない感情を持ち、欲求を持っているのです。

障害者は聖人君子ではありません。健常者と同じように悩み、同じように欲求もあるのです。
ただそれが障害者であるということで黙殺されてきただけなのです。

利用者が障害を持っているため介護的な専門スキルが必要な側面もありますが、これが福祉なのか介護なのか風俗なのか難しい側面はありますが、障害者の方が抱えている性の問題にスポットが当てられ議論が進んで行く糸口になれば意味があるのではないでしょうか。

スポンサーリンク

 

必要とする障害者が居る限り必要な存在

社会の中で障害者の性はタブー視されてきました。
もしあなたが咽頭がんにかかったとして、喉の手術を受けて、今後水も食べ物も一切口から摂取できなくなったらあなたはどうでしょう。

大好きな焼肉も、スイーツも食べることは出来ない、ビールも飲めません。
胃に穴を開けチューブを通し、栄養剤を直接摂取するだけです
精神的なストレスはどれほどのものでしょう、耐えられますか?

食欲は3大欲の1つですからそれを耐えるのはつらいですね。
障害者でも人が生まれ持った3大欲はある。ただそれが叶わないだけです。

口から物を食べられなくなったら、死んでもいいから好きなものをお腹いっぱいに食べてみたいと思うのと同じように、中には命を落とすリスクを負ってでも性的な欲求を満たしたいという障害者の人もいる。
またそういう人の力になりたいと思うボランティアの存在もある。

現時点においては障害者だからしょうがないとか、障害者にはそんなものはないだろうということで片付けらているのが現状だ。

ボランティアの必要性は確実にあるといえるが、社会の理解を得るには克服する問題は多い。
オランダにおいては国の支援を受けながら活動している団体もあるが我が国内においてはそこに光が当てられることはまだない。

 

女性向けの性の介護プラン

ホワイトハンズ代表理事・坂爪真吾氏の「代表ブログ」に下記の書き込みがあったのだがその後どうなっているのだろうか。

2008年8月の開発日誌

13:00 女性向けプライベート・ケア概要作成 いよいよ着手です。
男性向け以上に 物議を醸しまくる内容だと思うのですが、 勇気を出して?アップします。
ご興味のある方は、詳しく読んでみてください。

*********************

NPOホワイトハンズでは、 女性重度身体障害者・要介護者・神経性難病患者に対する プライベート・ケアマニュアルの 作成&ケアサービス開始を検討しております。

女性に対するケアの場合でも、 「性に関する尊厳と自立を守る」という プライベート・ケアの理念、 及び「性機能の健康管理」「性機能の低下予防」といった 目標自体は、全く変わりません。

現時点では、以下のような内容を考えております。  

               中略

NPOホワイトハンズでは、女性向けの プライベート・ケアマニュアルの作成、及び ケアサービスの実施に関して、 皆様から広く意見・提案を募集しております。

女性向けのプライベート・ケアに関するご意見・ご提案は、 下記のお問い合わせフォームより、お気軽にご連絡くださいませ。

⇒http://www.privatecare.jp/woman.html

*********************

まぁ、前途多難すぎるケアサービスですが、 当面は闇に隠れながら?試行錯誤してみたいと思います。

出典  ホワイトハンズ開発日誌 ~新しい「性の公共」をつくるBlogより 

女性が対象となると男性以上に繊細で難しい面があると思うが、その後試行錯誤しながら継続されているのだろうか?チョッと気になるところではあります。

 

追記 2016/5/10

乙武氏不倫騒動で「障害者の性」について議論が沸騰

乙武

 

5人の女性との不倫関係が、『週刊新潮』にて報じられツイッターでも炎上して、今やすっかり話題の人となった乙武氏について格方面から様々な意見が飛び交っている。

乙武氏の略歴を簡単に記すと

乙武氏は。先天性四肢切断(生まれつき両腕と両脚がない)という障害があり、移動の際には電動車椅子を使用して生活をしている。

早稲田大學在学中に早稲田のまち作り活動に参加。これを取材したNHKの番組出演がきっかけで「五体不満足」を出版しベストセラーとなる。

今年の夏の参院選で自民党が擁立する方針を固めていたが今回の騒動で見送りとなった。

『週刊新潮』のスクープ記事では、妻以外に5人の女性と肉体関係があったことまで明かされ、それまでの乙武氏のイメージとはあまりにもかけ離れたスキャンダルに、様々な意見が飛び交っている。

通常の不倫騒動であれば弁明の余地はなく一方的に避難されることだが、今回の乙武氏の不倫についてはやや異なっている。
それは「障害を持っている人たちからしたら励みになる」「普通の不倫と一緒にしてはいけない気がする」という意見も多く聞かれるからだ。

その理由に当てはまるような記事がサイトのTOCANAに掲載されていたので引用させてもらいます。

 障がい者は「清純」で、性的なことなんて考えもしない……。健常者が抱く障がい者に対する偏見が彼らをどれだけ苦しめているのか。熊篠氏は「週刊宝石」(光文社・休刊)00年9月14日号のインタビューのなかで、実体験をこのように語っている。

「皆さま、健常者の方々は多大な誤解をなさっています。脳性麻痺という表現自体がバカヤローなんですが、両手両足は確かに麻痺していますが、脳全体やチンチンが麻痺しているわけではありません。
 食欲があるように性欲があり、寝ることと同じように朝立ちし、射精します。
(中略)
 それなのに、多くの健常者の人たちは、車椅子の障害者とは、健気にバスケットボールやマラソンに打ち込み、もしくは絵を描き、詩を書くという実に分かりやすいイメージしかありません。健常者と同じことをすると一生懸命頑張っていると言われるのに、なぜ性的なことになると眉を顰められなければならないのでしょうか。

出典 TOCANA

今までの社会通念として障害者は性的なことなど考えない純潔のような人であるとして障害者の性に関して目をつぶり蓋をしてきたのだ。
健常者の勝手な思い込みがどれだけ今まで障害者の方を苦しめてきたのか。

今回の乙武氏の行動は決して褒められるられることではなく、当然社会的な責任を負わなくてはならない。

しかし、少なくても今まで障害者の性に関して閉じ込めれていた蓋を取っ払い、障害者の性にスポットライトを当てたことは確かだ。

これを機会に障害者の性についても当たり前のことのように議論される方向に少しでも進んでいけばよいのだが。

 


▼人気の投稿記事

  1. 湿布薬モーラステープの危険な副作用、安易な使い方は危険 155,266 views
  2. 夫に死んで欲しいと思ってる女性はこんなに多いのか、驚きの事実 153,153 views
  3. 驚きの中国トイレ事情、ニーハオトイレ、壁がない、紙がない 97,343 views
  4. 宿便を出すと痩せるは本当か?宿便は存在するのかしないのか 96,464 views
  5. 中国の闇、これを見れば今の中国人が理解できる、モラルを失った民 53,382 views
  6. なかなか治らない風邪は細菌性の風邪かも知れません。風邪の種類 30,070 views
  7. アダルトサイトなどのワンクリック詐欺の請求画面を消す方法 29,554 views
  8. 『旦那が嫌い』という妻はこんなに多いのか、驚きのデータ 27,598 views
  9. 刺青を入れてるヤクザ屋さんをMRIに入れたら焦げた? 26,430 views
  10. 「夫死んで」と願う妻たちの理由、のんきな夫は気付かない 16,955 views

 - ■ライフ

スポンサーリンク

スポンサーリンク