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本わさび、生わさび、粉わさびの違い、主に使われているのは西洋わさび

      2017/10/21

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日本人ならお刺身を食べるときにわさびは欠かかせない薬味ですね。

わさびには特有の辛さ、香りが鮮魚特有の生臭さを消し、淡白な生魚の味にアクセントをつけ美味しさを増してくれる働きがあります。

スーパーへ行ってわさび売り場を見るといろいろなわさびが並べられていて、ラベルを見ると粉わさび、生わさび、本わさびなどと表示されています。

缶入りの「粉わさび」とチューブ入りの「生わさび」と「本わさび」の表記の違いは何なのでしょうか。

まずは「粉わさび」の原材料名を見てみると西洋わさび、着色料、でんぷんなどと書かれていますが西洋わさびって何なのでしょう。

 

主原料の西洋わさびとは

西洋わさびとは東ヨーロッパが原産とされるキャベツと同じアブラナ科の植物で、日本のワサビと同じように鼻にツンとくる辛味があります。
ローストビーフには欠かせない薬味として知られています

すりおろすと大根のように白く、本わさびに比べて大きいのが特徴です。
「山ワサビ」あるいは「わさび大根」とも呼ばれています。

生命力が強く栽培は非常に容易、根の断片を土中に埋めるだけで容易に発芽します。
西洋わさびは摩り下ろすと白いため緑色の着色料で色を付けます。

西洋わさびを粉末にすると短時間で辛味が抜けやすいため、からし粉を加え、香料や着色料等の副原料を加えて、加工されたものが粉わさびです。

そのため本わさびのようなマイルドさはなく口に入れるとガツンとくる刺激があります。

でんぷんが入っているのは水で溶いたときに粘りを出すのと、価格が安いので増量剤としての意味もあります。

わさびと表記されているとみな本わさびを使用していると思ってしまいますが、粉わさびには使用されていません。

粉わさびが主流だった頃は私たち消費者はわさびではない物をわさび(本わさび)と思わされて購入させられていたのです。

わさびと書いてあれば一般消費者は本わさびを摩り下ろして粉末にした物だろうと想像してしまいます。 偽装表記に当たるのではと思えるほどグレーに近い表記のしかたです。

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粉わさび

わさび

 

長年愛用頂いている缶入りのからし粉、わさび粉です。
からし粉は、優良な品質のマスタードの種エスビー独自の技術にって精製しました。
からし特有の豊かな風味と強烈な辛味が、お料理を一段とひきたてます。

【原材料】西洋わさび、着色料(クチナシ、紅花黄)

出典 SB食品HPより

 

生わさびとは

チューブ入りが販売され始めた70年頃は、粉わさびを水で溶いて練りわさびにしたものが主流でした。

しかし80年代後半になると、「西洋わさび」を生で下ろした製品が登場して、生の原料を強調する意味で表現された訳です。

そしてその後、西洋わさびと本わさびをブレンドしたしたものが発売され、近年では本わさび100%使用という商品が発売されています。

 

本わさびの使用率の見方

本わさびが50%以上のものを『本わさび使用』、50%未満を『本わさび入り』の表示と表示するように決められています。

 

AとBの商品は原材料名に本わさびとしか書いてありませんので100%本わさびを使用した商品です。

 

Cの商品は原材料に本わさび入りと表記されているので、西洋わさびに本わさびをブレンドしたもので、本わさびは50%以下の使用率のものとなります。

本わさびという表記が全くなければ100%西洋わさび使用ということになります。

しかし、本わさび100%といっても以下のようにいろいろな添加物が入っているため純粋にわさびだけということではありません。

本わさび、食塩、コーン油、ソルビット、加工デンプン、トレハロース、セルロース、香料、酸味料、増粘多糖類

などいろいろな物が充填されています、特にでんぷんが使用されているのでねっとりとした粘り気があります。

本物の本わさびを摩り下ろし醤油につけるとサーット散るように広がっていきます。

箸でかき混ぜなければ溶けないということはありません。

また本わさびと表記されていても必ずしも国産を示すものではありません。

今や中国・台湾・ベトナムが主流で、国産は少ないのです。

国産わさびと書いてなかったら、間違いなく輸入わさびです。

生で買ってきた下ろしたての本わさびの風味と味わいにはどうしてもかないませんが、手軽に安く、下ろしたての本わさびに近い味わいを提供してくれるのですから刺身好きにはあり難いことです。

 

わさび1つで刺身の味は大きく変わります。

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下ろしたての本物のわさびと西洋わさびがどれくらい味が違うのかを知っておくのも良いでしょう。

それぞれをほんの少量を箸で取り醤油に付けて食べ比べてみると歴然と分かります。

本物のわさびはそれだけでも酒のつまみになるくらいマイルドでふくよかな味があります。

そのときに大事なのは醤油も刺身の味に大きく作用するということです。

日付がたち酸化して黒ずんだ醤油で刺身を食べると味を落としてしまいます。

どんな高級な刺身でも台無しになります。

色の赤い鮮度の良い醤油を使いましょう。

美味しい刺身のネタが手に入ったときにはたまには新鮮な本わさびと新鮮な醤油で味わってみるのもいいのではないでしょうか。

下ろしたての本わさびはマイルドで鼻にツーンと来る辛味と香りがあり、後からほのかにやってくる甘みもあるのが特徴です。

 

美味しい食べ方

刺身で食べる場合、わさびを醤油に混ぜ合わせると、わさびの風味がそこなわれてしまいます。

わさびを刺身の上に直接乗せて醤油をつけると、わさびの風味が刺身を引き立て、より一層おいしく召し上がれます。

わさび

出典 おいしお

 

本わさびの効能

抗菌作用、食欲増進作用、血栓予防作用、下痢止め作用、防カビ・抗虫作用などがあり、またシミ・ソバカスをなくす美容効果もあるといわれています。

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