ネタの森

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「別れさせ屋」というキーワードで検索してみた

      2015/08/04

別れさせ屋

「別れさせ屋」というのは男女の仲を引き裂いて報酬を得る仕事で、主に探偵事務所や興信所が行っているようだが、実際にそんな仕事を請合うところがあるのだろうか。

気になったので調べてみることにした。

きっかけはたまたま見ていたTVの番組で「別れさせ屋」を題材に放送されていたのを観て興味をそそられたからだ。

そのときのストーリーはこうだ。

主婦のA子さんが仕事の帰りに駅の駐輪場に止めてあった自転車に乗ろうとしたらパンクしているのに気付いた。
困っているところへ同じ年頃の親切な女性が現れた。

すぐ近くに自転車屋があるのでそこまで一緒に行きましょうと声を掛けられ、案内された自転車屋で無事に修理を済ませ、お礼を言いその日は帰宅した。

数日後、A子さんが通っているヨガの教室で偶然にも再会し、その女性と食事をする事になったのだが、いつも彼氏を連れてくる。

知り合った彼女が席を外したときに、髪の毛にゴミが付いていると言って彼氏が親切に取ってくれた。
その後何回か食事をしたのだが必ず彼氏が一緒だった。

そんなある日いつも通りA子さんが帰宅すると、ご主人がポストにこんな写真が入っていたが、これは何だと問い詰められる。

その写真には彼が親しそうにA子さんの頭に触っている場面や、楽しそうに2人だけで店から出てくる写真などが多数写されたいた。

どう見ても訳ありげな恋人同士の写真にしか見えない。
もちろん説明などしても聞き入れてもらえず、A子さんは離婚に追い込まれてしまった。

 

もうお気づきだと思うが、知り合った女性と彼氏は別れさせ屋の工作員だったのだ。

店内にも他の工作員がいて気付かれないように撮影をしていたのだ。

離婚工作を依頼したのは実は夫で、若い女性と不倫をしていた。

以上のような内容であったが、気になったので早速PCで「別れさせ屋」というキーワードを入力して検索してみた。

すると以下のような驚くほど多くの「別れさせ屋」の広告サイトがズラズラと出てくる。
結構な繁盛振りのようである。
依頼者がそれだけ多くいて、儲かる業種ということなのだろう。  

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Photo: undefined by greyloch

別れさせ屋の相場

気になるのは依頼した場合どのくらいの費用がかかるかということだ。

総額100万円~300万円前後が相場と言われているが、この世界は相場と言うものは無い業界ともいえる。

ある別れさせ屋の料金についての説明には以下のようになっていた。

まず工作は一概にいくらでできるというものではなく案件の状況や情報量、取る手法が変われば料金にも違いが出ます。

従って画一的な料金システムで対応できるものではありません。

必要な日数と難易度により算出し変動致します。

調査内容は1件ごとのオーダーメードになるため明確な料金体系は難しいともいえるが、逆に言えば値段があってないようなもので相手の言い値で決まるとも言える世界のようである。

別れさせ屋の手法

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対象者の生活パターンを調べ、その後対象者と偶然を装って工作員が接触するところから始まる。

例えば奥さんと別れさせて、自分だけの男にしたいという女性からの依頼の場合

この場合のターゲットは奥さんです。

度重なる運命の偶然を作る事がポイント

現在、結婚なさっているご夫婦でも、あの時、あの場所でこの人と偶然の出会いがなかったら一緒になっていなかった、これは運命に導かれたのだ、ということで一緒になられた人も多いでしょう。

もしもそれよりももっと度重なる運命の偶然が重なったら、そんな相手と出会ってしまったら。
別れ屋はそれを用意周到に作るのです。なぜこの人ともっと早く出会えなかったのだろうかと。

運命的な偶然が何度も重なれば大概は急接近していく事になります。
そして親密になった後、分かれて仕掛け人と一緒になるように仕向けていき、別れさせた後、一月程付き合い、よりを戻すことがなくなったと判断したとき、仕掛け人はターゲットの前から忽然と姿を消してしまう。

これで仕事の完結です。

女性の場合よりもターゲットが男性であればもっと簡単でしょう。
男性の好みのタイプ、趣味、趣向全てを調べ上げてから理想に近い工作員を派遣させてお酒でも入ればほぼ決まり。

サギ業者も多くトラブルも多いようだ

「分かれさせ屋」のみを仕事としている事務所も多数存在し、その場合は「探偵業法」は適応外となるので、悪徳な業者も多く存在しているようである。

中には実際に何もしていない状態で、「失敗しました…」などと依頼者に報告し、金銭をだまし取るケースも多発しているようです。

消費者センターには別れさせ屋の料金トラブルの相談が増加している。

この事態を受け警察庁が取り締まり強化に動き出した。

 疑似恋愛で人をだます「別れさせ屋」の業務は公序良俗に反し無効などとして、 警察庁は探偵業法の運用見直しなどで業者の違法行為の取り締まりを強化している。

また、警察庁は違法行為が疑われる場合は、積極的な立ち入り検査や取り締まりを行う方針も打ち出している。

それほどトラブルが増えているということだろう。

別れさせ屋の関連事件

宮城県の30代女性が東京都の信用調査会社に約107万円の損害賠償を求め、仙台地裁に提訴

女性は当時交際していた男性が別の女性と付き合っていることを知り、別れさせ屋に2人を別れさせる工作を依頼。

会社は男性の気を引くために女性調査員を派遣し、別れさせた後に、依頼女性と復縁させるとの契約内容だった。

 女性は同12月、調査料として80万円を支払ったが、その後「会社側は女性調査員を派遣していない、殆ど仕事もしていない」として契約解除の意思を伝えた。

 

女性殺害の「別れさせ屋」に懲役15年の判決

平成19年当時、里恵さんの夫からの依頼で、離婚工作に乗り出した桑原被告。里恵さんをだまして誘惑し、離婚させたうえ、そのまま同棲(どうせい)を続け、正体がばれると殺害した。逮捕・起訴され下された判決は懲役15年。

分かれ屋工作を行っている工作員の話によると、「金が払えずに途中でやめる依頼者が多い。
成功率は低いのだが、やっても、やらなくとも依頼者には分からない。そこが旨みのある仕事だという。

以上のことを踏まえると、「別れさせ屋」への依頼は、行わない方が、無難といえるようだ。

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