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土用の丑の日にうなぎを食べても夏バテは解消しない

      2016/12/18

 

うなぎ

暑くて夏バテぎみだからうなぎでも食べてスタミナでもつけるか。
「よし、じゃ大盛りだ」

などと思う人は多いともいますが、実はそんなことをしたら逆に疲れを増幅させてしまうそうです。
特に消化吸収能力の衰えてきている年代の人は要注意!

 

疲れを食事で回復させようと思ったら、頭に浮かぶのはまず「スタミナ食」。焼き肉やうなぎなどの食事は、昔から「精がつく」とされていて、特にうなぎは夏の疲れを取ってくれる食材として親しまれています。

しかし、うなぎを含むスタミナ食と言われるもので、現代において疲労回復効果が認められているものはほぼありません。ではなぜ古来より滋養強壮に用いられてきたのかと言えば、それは今と昔の食生活の違いにあります。

戦前など食料が不足した時代では、身体のエネルギー不足による疲れが深刻な問題でした。
だから脂質が多く含まれる高エネルギーなスタミナ食が、疲労回復につながったのです。

しかし食に困らない現代では、このようなタイプの疲れ自体はまず起こりません。
脂質の多いスタミナ食をまとめて摂ることでむしろ胃に負担がかかり、逆に疲れてしまうこともあります。

ちなみにうなぎには、ビタミンAやB1が多く含まれています。昔はこれらのビタミンが不足しがちで、それが脚気(かっけ)などの病気を引き起こしていました。

うなぎを食べればその予防になり、精がつくとされるようになったかもしれません。

出典 梶本修身の疲労医学講座より いえ通信 コミュニケーションバンク株式会社


Photo: Unagi(eel!) by Ray Larabie

 

土用の丑の日にうなぎを食べるようになった由来

昔は、季節の変わり目にさまざまな禁忌や風習がありました。

特に夏の土用は梅雨明けと重なるため、衣類や掛け軸などの湿気をとる「土用の虫干し」をしたり
「丑の日に『う』の字が附く物を食べると夏バテしない」という風習があったとされ、鰻以外には瓜、梅干、うどん、牛肉(うし)、馬肉(うま)などを食する習慣もあったようだ
うなぎもまさに「う」のつく食べ物です。

ウナギを食べるという習慣が定着したのは、江戸時代中後期になってから。
売り上げ不振に悩んだウナギ屋から、相談を受けた蘭学者の平賀源内が「今日は土用の丑の日」と書いた張り紙を出して宣伝し繁盛したという説もありますが、定かではないようです。

 - ■カラダ

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