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熱中症対策に必ず塩分補給は本当か、塩分過多になることも

   

salt Photo: undefined by theilr

 

毎年夏になるとテレビなどで毎日のように、熱中症を予防するには「水分補給」と「塩分を一緒にとるように」と報道されますが 、本当に正しいのでしょうか。

実際に塩分を一緒に摂らなければならないほど塩分を排出しているのでしょうか。

厚生労働省の調査によると、日本人の食塩摂取量は、「男性10.9g/日」・「女性9.4g/日」となっている。

同じく厚生労働省による1日の塩分摂取の目標量を「成人男性9g未満/日」・「女性7.5 g/日」としています。

またWHOでは一般成人の目標量は食塩「5g/日」とされています。

これに比べると日本人の目標摂取量はずいぶん高めに設定されていますが、その理由は食生活にあります。
食文化として漬物や味噌汁など塩分の多い物を摂る習慣があるため、それ以上低く設定しても無理があるということです。

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1リットルの汗をかいたときに排出される塩分量は2~3gとされています。
1リットルの発汗量では日本人の平均摂取量からみるとまだ体の中には充分な塩分が残っています。

従って炎天下でスポーツをしたりして1時間で1リットル以上の汗をかき続ける人、また炎天下の屋外で働く職人さんなどは摂る必要がありますが、日常生活でジワジワと汗をかく分にはこまめな水分補給だけで充分ということになり、必要以上に摂ると塩分過多になります。

我々日本人は日常の生活の中で必要量を上回る塩分を摂取しているため、夏でも通常の汗をかく分には通常の食事で取れる塩分で充分なのだそうです。

むしろそれ以上取ると塩分過多になり「高血圧」などで健康を害してしまうことになるということです。

従って塩分を補給しなければならない場合と言うのは「激しい運動」をしたときなどで「大量の汗」をかいたときのみでよいということになります。

塩分補給の目安

・玉の汗を長時間かくとき
・腕などを水洗いしてからなめてもしょっぱいとき

発汗量1リットルまでならこまめな水分補給で充分。
それを超えて汗をかき続けるようなら塩分補給を考える必要があるということのようです。

「熱中症対策」=「必ず塩分補給」と認識していた考えを改める必要があるようですね。

 

なぜ必ず塩分を一緒に取るほうが良いということになったのかについては以下のような経緯があったようです。

その理由は ある専門化の先生が激しい運動をしたときなど「大量の汗をかいたとき」の熱中症対策には
塩分補給が重要だと発表したところ、マスコミがいっせいに取り上げて「熱中対策=塩分補給」というのが定着したようです。

発表の段階では「大量の汗をかいたときには」という条件が入っていたのがマスコミで発表された内容にはそこの部分が抜け落ちて広まり、水分補給と一緒に必ず塩分をとるというのが常識として定着してしまったようです。

※参考までにカップラーメン1個分には平均して5~6グラムの塩分が含まれているそうです。
2個食べたら1日の摂取目標量をそれだけで超えてしまいます。

 - ■カラダ

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