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『死後離婚』夫の死後年金や相続の権利はそのままで夫の親族と縁を切る

      2017/06/12

死後離婚

 

当サイトの「旦那が嫌い、という妻はこんなに多いのか、驚きのデータ」という記事の中で、妻のおよそ6割が夫と一緒のお墓には入りたくないというアンケート調査結果を紹介したが、事態は更に進んでいた。

内心では義理の実家のお墓に入りたくはないと思っていても金銭的なことや世間体を考えると実際に行動に移すのは難しいと思われていたのだが、最近その様子が変わってきている。

「戸籍統計によると、2005年に1772件だった死後離婚の提出数は、2015年には2783件と、10年で1000件以上も増えていることが分かった。

このことから亡夫の親族から解放されたいという思いを決断して実行に移している妻が年々増えているということだ。

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夫とも上手くいっており、姑にもかわいがられ円満にいってる場合はよいのですが、姑にイビられても夫が少しもかばってくれず、嫁に来たんだから当たり前とすべて押し付けられてしまうケースも多い。

長男の嫁だから介護するのはあたりまえ、親戚一同もそう思ってようなので、頑張ってやってるのに誰も認めてくれない、私は単なる家政婦でしかない。
二言目には嫁の癖に、自分は何なのか、何のためにここにいるのか・・・悲しい。

こうした背景には、今も高齢の世代を中心に従来の家制度の風潮が根強く残っていることが原因としてあるだろう。

以上のようなことが原因で精神的に追い詰められ、夫の親や親族とも一切縁を切り、もう一度自分の人生を送りたいと決意し、死後離婚の道を選択するケースが増えているのだ。

しかし、そのような事が可能になる死後離婚とは何なのか、また財産や年金は諦めなくても大丈夫なのだろうか。

財産も年金も譲り受け、しかも夫の親族ともきれいサッパリ縁を切る方法があるのです。

それが死後離婚という方法です。

 

妻には夫の親族を扶養する義務がある

死後離婚

 

民法では妻は夫が亡くなった後、仮にその親族が生活に困窮することがあれば、同居の親族は金銭面を含め助けあわなければならないとされています。

つまり、扶養の義務があるわけです、同居じゃないから大丈夫と思うのは早計です。

同居していなくても直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務があるとされているからなのです。

亡きご主人に兄弟姉妹がいなかった場合、またいてもすでに亡くなっている場合には妻に扶養の義務が科されることになります。

死後離婚とはマスコミが作った造語だが、具体的には配偶者の死後に「姻族関係終了届」という書類を提出することによって、姻族にあたる義理の両親や義理の兄弟たちとの縁を切る…ということを指します。

夫がなくなれば自動的に婚姻関係はなくなりますが、親族との姻族関係は残ります。
この書類を提出することとによって同じ墓に入ることもなくなり、義理の親の扶養義務もなくなりきれいさっぱり縁を切ることができます。

生前離婚だと、配偶者の財産を相続する権利や遺族年金を請求する権利を失いますが、「姻族関係終了届」を届ければ、遺産を相続できますし、遺族年金も請求できます。

義父がそれなりの金額の財産を持っていた場合、相続を考えると迷うところですが、その迷いは捨てましょう。

なぜなら、義父の子供の配偶者には義父の遺産を相続する権利はありません。
義父と子供の妻の間には親子関係は存在しないため、遺産を相続する権利は無いからです。

遺言状でもあれば別ですが、遺言状を書いてくれるような仲なら、そもそも死後離婚を考えるようなこともないでしょう。

 

死後離婚の手続きの方法

難しいように思えますが手続きはとても簡単です。市町村役場の担当窓口に用紙に必要事項を記入して提出すれば手続きは終わりです。

配偶者の死亡証明書、または自治体が指定した書類があればそろえて印鑑を押して出せば受理されます。

手続きをするのに舅や姑の同意は必要ありません、貴方の意思さえあれば誰にも止める権利はありません。

ただし、この死後離婚という制度はまだ一般に周知されていないので役所の担当者でも知らないかもしれません。

担当者によってはそんな書類ありませんよと言われるかも知れません。
そんなときには、戸籍法第96条で定めれた制度だからもう一度良く調べてくれ、と言えばよいでしょう。

以下は札幌市の姻族関係終了届けの書式になりますが、PDF形式でダウンロードできます。
見本に持って窓口へ行くと良いでしょう。

姻族関係終了届け-札幌市

死後離婚届け

姻族関係終了届け(上部)

 

このような記事を書くと男性諸氏から、余計な知恵をつけるなと叱られそうですが、本当に追い詰められて悩んでいる女性にとっては解決する一助になるかも知れません。

このような書類が活躍することが無い良好な関係が築かれているのが一番良いことなのですが。

死後離婚の理由として一番目に上げられるのが以下の理由です。

生前夫とうまくいっていなかったが、遺産と遺族年金を受け取るために夫が死ぬのを待っていた。

怖いですね、貴方は大丈夫ですか?奥さんを大切にしていますか?

 

 

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