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ワセリンでアトピー性皮膚炎を予防?理研が原因遺伝子を解明したと発表

      2016/10/18

アトピー性皮膚炎を予防

 

保湿剤のワセリンを皮膚に塗ることでアトピー性皮膚炎を予防できる可能性があるとの研究結果が発表され話題となっている。

理化学研究所(理研)は4月26日、アトピー性皮膚炎モデルマウス(Spadeマウス)を開発し、このマウスにおけるアトピー性皮膚炎発症のメカニズムを解明したと発表した。

アトピー性皮膚炎の発症を予防できる可能性があるとする論文を理化学研究所研究嘱託の吉田尚弘医師らの研究グループがまとめた。
アトピー性皮膚炎は遺伝要因と環境要因の複合によって発症すると考えられているが、これまで詳しい発症メカニズムは不明とされてきた。

 
アトピーの原因遺伝子を解明

アトピー性皮膚炎を発症しやすくしたマウスを使い、発症の経過を調べた。生後8~12週で発症。その前から皮膚の角質がはがれやすくなるなど、皮膚を保湿し保護する機能が低下していることがわかった。

吉田氏らはマウスを調べ、細胞内で信号伝達を担う「JAK1」というたんぱく質の遺伝子の一部が変化し、異常に活性化しているのを見つけることに成功した。

今回発見されたマウスを用いることによって、アトピー性皮膚炎発症に関わる複数の要因を分子レベル、細胞レベルで明らかにできることから、それぞれのターゲットを決めた発症予防や治療法の確立につながると期待されている。

表皮にJAK阻害剤、あるいはワセリンを塗ることで発症を予防ができる

ワセリン純度

 

※ワセリンを使用するときはできるだけ純度の高いものを選んで使用することがポイント

 

このマウスの皮膚にJAK阻害因子を塗ったところ、プロテアーゼの発現は抑制され、アトピー性皮膚炎の発症を遅らせることができました。

軟膏基質として使われるワセリンを塗ることでも、発症の予防ができました。

このとき、皮膚バリア機能も正常と同等に保たれるだけでなく、真皮(表皮の下にある線維性結合組織)の炎症発生も抑制されることが明らかとなりました。

今までも皮膚にワセリンを塗ることで効果があることは分かっていましたが、今回それが科学的に証明されたということです。

詳細は
理研科学研究所 プレリリース

 

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