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墓に入ってからもランク付けされる戒名の世界、その相場はいくら?

      2015/06/18

kaimyou

 

突然やってくる身内の不幸、そのときに悩むのがお布施の金額です。
戒名には金額によりランクがありそれによりお布施の値段も変わってくる。
ランクが上のものになると100万円~となる。

金額を聞いても、僧侶から「お気持ちで結構です」と言われてさっぱり分からないのがお布施の相場。

お布施とは他人に財物などを施したり、相手の利益になるよう教えを説くことなど、「与えること」を指すことなのだが、葬儀の時のお布施とは葬儀を取り計らってくれた僧侶に対するお礼の意味を込めて支払う金銭のことを言います。

その内容は「お経料」「戒名料」です。

お寺の檀家になっているのであれば同じ檀家の方に聞けば教えてもらえるのでしょうが、核家族化が進み菩提樹を持たない家族が増えているため分かりづらい状況となっています。

戒名の相場

戒名

 

下記の金額はあくまで一般的な目安であって、御布施の金額は、お寺との付き合いの程度や、寺院の格、地域や宗派などによっても異なります。

信士・信女 30~50万円
居士・大姉 50~70万円
院信士・院信女 80万円~
院居士・院大姉 100万円~

 

以上のように戒名にはランクがあり一般的な戒名が「信士・信女」です。
その上のランクが「居士・大師」となり世の中に貢献してきた立派な人には「院号」がつきます。

どのランクの戒名をつけるかによっても金額が変わります。
当然ながらランクが高いほうが高額になり、低い方が安価になります。

現世界では民主主義の世の中となり身分制はありませんが、あの世へ行ったら戒名でランク付けされてしまうという不思議な事になっています。
やはり、あの世の沙汰も金次第と言うのは本当だった。

院号とは
院号は本来、生前にお寺を建立するほど寺院に貢献した人、相当の地位や身分、功績のあった人にだけ与えられるものです。

院殿号とは
表には記載していませんが、戒名で最もランクが高くなるのが「院殿号」のついたものです。
院とか殿とはそこに住む高貴な方々の名前で、元来は天皇や位の高い貴族や武士に対してのみつけられたものです。
一般の人には付けられないでしょう。

もしも付けてもらえるとしたらその額は500万円ほどであると言われている。

有名人の戒名


三島由紀夫 彰武文艦公威居士
西郷隆盛  南州寺殿威徳隆盛大居士
美空ひばり 茲唱美空日和清大姉
織田信長  惣見院殿贈大相国一品泰巖尊儀

 

先祖の位牌に院号がある場合

院号がある場合は同じランクの戒名をつけるのがふさわしいと言われています。
今度入る両親に院号がないというのはその代で落ちぶれてしまったというイメージがあるので同じランクの戒名をつけるのが親戚一同の納得を得る事になります。

費用は当然高額なものとなりますが、まさか、値切るようなことはできません。

イオン布施目安提示事件

 総合スーパー最大手のイオンが手がける葬儀会社紹介事業をめぐって、全国の仏教団体でつくる全日本仏教会(全仏)が反発していた問題で、イオンは全仏の主張を一部受け入れ、ホームページからお布施の目安を削除した。

2010年5月に大手流通のイオンが、自社カード会員向けの葬儀紹介サービスにてお坊さん紹介サービスとして僧侶を紹介する一方で「布施の価格目安」全国統一価格を表示した。

これには浄土真宗(西、東)、浄土宗、曹洞宗、臨済宗、天台宗、日蓮宗と主だった宗派には全て対応する8宗派から約600の寺院の協力が得られた一方で、伝統仏教のほとんどの宗派が結集する仏教界最大の団体全日本仏教会は「布施に定価はない」「企業による宗教行為への介入だ」と反発し、第29期事務総長戸松義晴の名で料金表示の削除を求めた。

イオンの商法については「消費者の立場からすれば明瞭な布施価格の明示はありがたい」との評価と「今後これが『定価』として一人歩きしてしまう」との懸念意見がある。

その後2010年9月10日にイオンは「布施の考え方にはさまざまなものがある」として、この布施の価格目安をサイトから削除した

 

当時示されていたイオンのお布施の金額(目安)

読経一式(*) + 普通戒名(信士信女) 又は普通法号をお付けした場合 = 25万円
読経一式(*) + 居士大姉戒名をお付けした場合 = 40万円
読経一式(*) + 院号居士大姉戒名 又は院号法名をお付けした場合 = 55万円
直葬(火葬場炉前読経のみ) + 普通戒名(信士信女) 又は普通法号をお付けした場合 = 10万円

今回はイオン側が譲歩し矛を収めた形だが、今後もお布施の目安を提示する動きは出てくるのではないだろうか。

人はタダでは死ねない

この世から誰にも迷惑をかけず、霧のように消滅できたり、自然界の動物のようにひっそりと姿を隠し姿を消すことができればよいのだが、人間界は死ぬときまで金がまとわりつく。

全国葬儀費用の平均額はおよそ「200万円近く」かかると言われている。

だから人は最低限自分が死ぬための費用を貯蓄しておかなければならない。

「タダでは死ねないのだ」人間社会は厄介なものだ。
そして死んでからもランクがつく。

 

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