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アイリスオーヤマのLED照明が売れている、今この会社が熱く面白い

   

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日本の製造業界復活の旗手となるか。

家電市場が成熟し飽和状態にあり中国や韓国や台湾などに押され苦しい戦いを強いられている国内メーカーの中で独自な経営手法で業界を席捲しつつあるメーカーがある。

家電売り場の中で存在感を高めているメーカーがある。いずれ日本の家電を総取りするのではとさえ言われている、それがアイリスオーヤマだ。

その中でも順調に売り上げを延ばしているのが照明部門だ。

特に人気の高さがにネット通販の分野では顕著に現れていてamazonのLEDシーリングライトの部門において売れ筋ランキング1位を占めている。

 

アイリスオーヤマ

 

楽天市場と価格.COMにおいても供に1位にランキングされている。
急成長を遂げているのは照明部門だけではない。

 

以下の表を見ていただきたい、アイリスオーヤマの総売り上げ高の伸びを示したグラフである。
いかに急成長をしているかが良く分かる。

アイリスオーヤマ

 

 

特質すべきなのはアイリスが参入しているのは今までにない新しい部門ではなくすでに飽和状態にあるといわれている既存の業種で売り上げを伸ばしている点にある。

市場が飽和状態にあり、撤退や縮小を迫られるメーカーが多い中で毎年売り上げを倍増させ続けるアイリスオーヤマの経営手法に日本の製造業復活のヒントがある。

 

アイリスオーヤマ躍進の秘密

1、スピード感

アイリスオーヤマでは毎年1,000以上の新製品を開発しているが1年で1,000以上の新製品を開発するのはスピードが不可欠である。

アイリスでは毎週行われる開発会議が行われているが開発担当者のプレゼンテーションの時間は10分以内と決まっている。

出された提案は幹部が次々と決済し、最後は社長が判断を下す。
開発会議には必ず社長が出席する、GOサインを出したのは社長なのだからたとえ失敗しても社長のせいなのだ。

このことにより自由なアイデアが引き出され、優れた新製品が埋もれてしまわないようにしている。

決済が降りればすぐに開発に取り掛かり、同時に完成前の動かない試作品を持って商談を行う。

試作品でもコンセプトは伝わるのでバイヤーから得た貴重なニーズや意見を商談後その場から開発担当者に連絡を入れて完成品に反映できるようにしている。

 

2、引き算の開発(大山社長談より)

生活者目線に立てば、何よりも重要なのは手ごろな値段であること。
そのためには、なくてもよい機能は思い切って絞り込む、それが引き算開発です。

一般的に企業は他社よりも高機能な商品にしようと、技術をふんだんに活かした開発をし『良いものを高く売りたい』と思うものですが、生活者が求めるのは『良いものを安く買いたい』なのです。

まず、お客さんに受け入れられる価格を最初に議論し、そのうえで、どの機能が必要で、どの機能は削ることができるか考えます。
引き算の発想での商品開発なんです。

他社の多くは原価ありきで、そこに機能や流通コストを上乗せして売価を設定している。
当社は売価を先に決めて過剰な機能を引き算する。
安物を作っているのではなく、根本的な考え方が違う

 

3、シャープなどの退職者を続々雇用

後発ではあるがこの6年で約5倍の500億円規模まで伸びている。
実はその成長の立役者となっているのは、パナソニック、シャープ、三洋電機などの大手メーカーを退職した主に50〜60代のベテラン技術者たちだ。

経験豊富な技術者の入社で、調理家電をはじめとしたさまざまな家電の技術やノウハウが蓄積し、開発スピードも大幅に短縮することが出来た。

2017年に大型白物家電事業に参入すると発表し、その第一弾としてルームエアコンを4月に発売したがその立役者となったのがシャープなどから入社したベテラン技術者だった。

通常の大型家電の開発期間は2年近くかかるとされる。しかし、今回のルームエアコンは、長年の経験を持つ人材を登用した効果で、約1年で開発を終了。製品を低価格に抑えることにも成功した。

能力のある人材が韓国や台湾などの企業に行き技術が流出するのを食い止めることにもなる。

 

5、なるほど家電

 

アイリスオーヤマ

 

機能はシンプル、価格リーズナブル、品質はグッド。
そして、人々がより気持ちよく快適に過ごすための「なるほど」をプラス。

開発会議で必ず問われることがあるその製品の何が「なるほど」なんだと。
なるほどとは購入してもらえるだけの独自の価値があるか、使い心地の良さはあるかということである。

それがなければ企画会議は通らない。

アイリスオーヤマ

 

開発者インタビューによると高齢の祖父母が腰が痛いと布団干しに苦労しているのを見て何とかしてこのふとん干しの負担をなくせないかという思いから、毎日使っても負担にならないふとん乾燥機の開発に着手したとのこと。

「なるほど!」

 

 

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