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アトピーや敏感肌の人はボディーソープやシャンプーは使わないほうがいい

      2016/10/18

アトピー

 

夏井医師の元にはなぜかアトピー性皮膚炎を含む皮膚疾患の患者さんが多く来院されるそうである。
ご本人によれば皮膚科の専門ではないので、治療手段と言っても湿潤治療しか知らないから、プラスモイストを貼ったり,白色ワセリン(プロペト)を塗るくらいしかないが、それでほとんどの患者さんが治ってしまうそうである。しかも、数日~1週間という短期間で・・・

そのやり方は以下のようにする

・入浴時はボディソープ(弱酸性ビオレを含む)で体を洗わない。
・温水で洗うのみとし,臭いが気になる部分だけ固形石鹸で優しく洗う。
・ナイロン性タオルは絶対に使わない。
・浸出液があったらプラスモイスト貼付
・それ以外は白色ワセリンの頻回塗布する

以上のやり方で患部の乾燥を防ぐ(湿潤状態を保つ)だけで大方の皮膚疾患が治るとの事である。

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夏井医師は以前からアトピー性皮膚炎を初めとする皮膚疾患にはワセリンが有効であると唱えてきたがそれを裏付ける研究内容が2016年4月26日に理化学研究所から発表された。

理化学研究所によるとアトピー性皮膚炎の原因遺伝子を突き止め、ワセリンを塗ると発症を予防できるとの研究内容だ。

アトピー性皮膚炎が発症する4週間前からマウスにワセリンを1日おきに塗布したところ、皮膚バリア機能の低下を改善するため、2か月以上、発症を抑制することができだという。

詳しい記事はこちら
ワセリンでアトピー性皮膚炎を予防?理研が原因遺伝子を解明したと発表

 

ボディソープやシャンプーを使わない理由

その理由はボディーソープ、シャンプー、台所用洗剤、洗濯用洗剤などに含まれている「合成界面活性剤」にある。

界面活性剤とは、水と油のように混ざらないものの界面にはたらき、二つを馴染ませることができる物質です。
台所洗剤材を使えば油の汚れを簡単に落とすことが出来るのはこの界面活性剤が入っているからです。

肌は大きく分けて「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層で成り立っていて、表皮の一番上にあるのが角質層です。

角質層にある皮脂と汗が混ざり合った皮脂膜は角質層の表面を弱酸性に保ち、細菌の繁殖を抑制する役割も担っています。

皮脂幕を過度に洗い落とすと肌を守っている常在菌が存在しなくなり、次第に雑菌が増殖し肌は不健康になります。

ボディソープで体を洗うのは薄めた中性洗剤で体を洗っているのと同じことです。
肌の表面にヤスリを架けているようなものです。

健常な肌の人ならいざ知らず、アトピーなどで傷ついている皮膚に界面活性剤が触れれば細胞膜の蛋白質に結合し、さらに角質層を破壊することになります。

角化層が正常でない皮膚(傷ついている皮膚,乾燥肌,アトピーの創部など)にクリームを塗ると,そこに含まれる「界面活性剤」が牙をむいて傷口に襲い掛かることになる。

また、合成界面活性剤は強烈に肌を乾燥させるので、それを止めるだけで皮膚の状態が改善することが多いようだ。

それでは汚れが落ちないのではと思われますが、夏井医師によると、人間の肌から分泌されるものは全て水溶性で,水・お湯に溶けない汚れはない。
どうしても石鹸を使わないと気がすまないという場合は,ニオイの気になる部分だけ固形石鹸を使用するようにと説明されている。

近年、皮膚科の世界では「洗わないことよりも洗いすぎのほうが肌にとっては悪い影響がでる」というのが常識になりつつあるが、夏井医師は界面活性剤とワセリンについては2007年ごろの新しい創傷治療のサイトの中ですでに発表されている。

 

入浴時の洗浄剤は必要最低限にすべき

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医師の間で広まる「洗いすぎないスキンケア術」というタイトルで日経ヘルス&メディカルに記事が掲載されている。

入浴時には、髪はシャンプー、身体はせっけんやボディーソープなどの洗浄剤できれいに洗う、というのが今までの常識だが。

そんな常識が、医師の間で変わりつつある記事が 日経電子版 ヘルスUPで紹介されている。
練馬光が丘病院(東京都練馬区)傷の治療センター科長の夏井睦氏などが発端となり、「入浴時の洗浄剤は必要最低限にすべき」というスキンケアの指導法が2007年ごろから広がり始めているという内容だ。

3人の医師が登場し、2人の医師は基本的には洗浄剤は基本的には使わない方針で、一人の医師は重度の肌トラブルでは洗浄剤を使うというようにやや、違いはあるが洗いすぎは良くないということでは一致している。

洗浄剤を使って常にキレイにしておくのが肌を守ることだと思っていた常識が実は違っていたようだ。

参考になるので一読されたい。

医師の間で広まる「洗いすぎない」スキンケア術

 

 

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